スギナミ ウェブ ミュージアム

NO.4『江渡狄嶺資料展 1924旅』

杉並区立郷土博物館分館発行
B5判/フルカラー/表紙込36ページ/価格300円(税込)

投稿:SSAP

大正から昭和初期、杉並区高井戸の実験農場を拠点に、農の哲学を極めた江渡狄嶺(えどてきれい)が所蔵していた資料集。氏の書庫には当時の生活、文化、宗教、政治など多才な資料が残されており、その数は膨大なものでした。なかでも「旅」にまつわる歴史資料は、アジア・欧米・日本の地図、船や鉄道の時刻表や沿線観光案内、アメリカで現在も営業するホテルのパンフレット、大正時代の日本のパスポートなど実に興味深い印刷物が美しい状態で残されていたのです。本書ではそんな江渡狄嶺が残した「旅」にまつわる資料を中心に紹介しています。旅や歴史が好きな方にはおすすめの冊子です。
杉並区立郷土博物館本館(杉並区大宮)、分館(杉並区天沼)で販売中です。

NO.3『田中青坪 永遠のモダンボーイ』

水声社発行
B5判/フルカラー/表紙込 108ページ カバー付き/価格2100円(税込)

投稿:SSAP

1903(明治36)年群馬県で生まれ日本美術院を中心に活動した日本画家・田中青坪。
3歳からは東京に移り住み、幼い頃から絵画に興味を持っていましたが中学2年の時にデューラーの画集や岸田劉生の作品に衝撃をうけ画家への道を目指したといいます。日本画でありながらも大胆な構図と煌びやかな色彩で描かれた風景画、たおやかでありながら意思を感じる稜線を用いた人物画などモダニズムを追求した作品は現代でも多くのファンを魅了しています。
しかしながら田中青坪に関する著作・図録は極めて少なく本書は貴重な1冊なのです。没後はじめて開催されたアーツ前橋での個展を記念して発行された田中青坪の集大成とも言える図録であり人物伝でもあります。冒頭には、1929(昭和2)年、結婚を機に居を構えた荻窪での文化人との交流をうかがうことのできるコメントを田中青坪の娘である福田仁さん自らが紹介しています。

No.2『もっと知りたい棟方志功 生涯と作品(アート・ビギナーズ・コレクション)

石井頼子著 東京美術発行(2016年5月)
B5判/フルカラー/本文87ページ/定価(本体2,000円+税)

投稿:MK

棟方志功(1903~1975)の、生い立ちから「民藝」との出会い、原点回帰まで、生涯の画業を通し希求したこと、そしてそれらを体現した作風の変遷を時代別に紹介した書籍です。豊富な作品紹介、技法解説、年表やチャート等も用いて、簡潔ながら大変分かりやすく、はじめて棟方志功作品に触れるビギナーやバックグラウンドとともに作品を鑑賞したい方にお勧めしたい手引き書でもあります。
棟方志功は青森県に生まれ、杉並区上荻に1951年から亡くなるまで居住していました。著者は10代半ばまで上荻の自宅で棟方とともに過ごした孫であり、棟方志功研究家として活躍中の石井頼子氏。

No.1『SUGINAMI CREATIVE CATALOGUE 2017』

すぎなみ戦略的アートプロジェクト発行
AB判/フルカラー/表紙込92ページ/参考価格1,800円

投稿:SSAP

杉並区内の文化施設、アートに関わる企業、教育機関をはじめ区内を拠点に活躍する39組の作家とその作品を紹介しています。杉並区内にこれほど芸術に関わる人材がいたのか、あの大御所も杉並区民だったのかと改めて地元の豊富な文化を再認識できるカタログです。風合いのあるコットン系表紙で全編カラーですので、気のおけない区民の方へならプレゼントにもできる1冊です。